2015年3月20日星期五

2015年ライブの前ぶり?過去向く士・Ψヶ原の策謀

平沢進師匠の公式サイトにはこんな活動予告が公開してある。

http://susumuhirasawa.com/special-contents/KakoMukuSamurai/

日本語練習として、記録してみた。ツイッターのみんんさのご訂正ありがとう!

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2014年の年の瀬、2015年11月のヒラサワと称する男から、現在のヒラサワにスカイプコールが来た。男は云った、「2015年11月に来日予定の外タレが、お前にとっての近い将来に来日をキャンセルする。私はキャンセルの瞬間を見計らい、使用者を失ったコンサート会場を即座に押さえた。これをお前がキャンセルすれば、大きな損害をお前自身が被る。お前は11月のコンサートを実現しなければならない。」そう云い残して、彼は去った。

11月のヒラサワ。現在のヒラサワは同じヒラサワである11月の男と自分を区別するために、11月のヒラサワを「過去向く士」と呼ぶことにした。それは暦の小の月:2月、4月、6月、9月、11月を「にしむくさむらい」と呼び、十一月の「十」と「一」を縦に並べて、「さむらい」と読ませるとこに由来する。過去向く士は、現在のヒラサワが2015年に行う可能性のある全ての仕事をブロックし、その解除スイッチを世界中に分散して隠した。そして、11月のライブに向けての準備だけを行うよう、現在のヒラサワを監禁し、作業を強制した。ところは、過去向く士に異変が起こった。近い過去の記憶が急劇に失われていくことから彼は覚った。彼は、可能性のある全ての仕事をブロックすることによって、11月現在の自分自身の成立に必要な過去を自ら消してしまったのだ。このままでは自らの存在が消滅することに気づいた過去向く士は、現在のヒラサワを自由にし、ブロックを解除する作業にとりかかろうとしたが、手遅れだった。彼は、少しずつ消滅し始め、今や半存在とも言える稀薄な状態で、Ψヶ原に居る自分を発見した。しかし作業をやめるわけにはいかない。彼は薄れ行く記憶を頼りに、ブロック解除の作業を進める。一方、消えゆく記憶とは裏腹に、ますます鮮明になるものがある。それは、時折、彼の脳裏を霞める巨大な金属音だ。それが何を意味するのかは分からない。しかしそれが全ての中心にあるような気がする。彼は、外タレが来日公演をキャンセルする前に、何か別のものを目撃しているらしいのだ。そして、不鮮明に漂う11月のステージに立つ自分の記憶。あれはインタラクティブライブだったかも知れない。しかしそれは不可能なはずだ。全ての仕事をブロックしなければ、準備に費やす時間が足りない。だが、今や全ての記憶は消え始めている。彼は残された力を振り絞り、ある一つの賭けに出た。

2015年4月、過去向く士、Ψヶ原の策謀が始まろうとしている。

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